JKC10グループ:視覚ハウンド(サイトハウンド)について
2011 / 06 / 21 ( Tue ) ![]() JKCの犬種グループ分け、最後は10グループに含まれる犬種のお話をします。 10グループはサイトハウンドのグループ。 嗅覚ハウンド(セントハウンド)が嗅覚を用いて狩りをする犬のグループですが、 視覚ハウンド(サイトハウンド)は視覚を用いて狩りをする犬のグループです。 JKCの中で10グループに含まれる犬は以下の犬種です。
視覚ハウンドの特徴視覚ハウンドは目で獲物を見つけ、追いかける狩猟を行います。 すらっとした体型で脚が早く、瞬発力が非常にあります。 このグループの「グレーハウンド」は犬の中で一番早い犬種と言われ、 時速60km以上のスピードを誇り、ドッグレースなども行われます。 目は非常によく、500m先にいる獲物が動いただけで反応をし、 猛烈なダッシュで獲物を追いかけ仕留めます。 アイリッシュ・ウルフハウンドはオオカミ狩り、 アフガン・ハウンドは鹿の一種であるガゼル狩りなど テリアや嗅覚ハウンドなどとは違った大型動物の狩りにも 役立ちました。 家庭犬としての視覚ハウンド他の犬にはない優美なスタイルが人気の視覚ハウンド。 その姿から熱心なファンシャーがいます。 「目で追う」という特徴的な狩猟法から、以下の3つのことに注意します。
特に独立心が強いと言われる犬種にアフガン・ハウンドがいます。 アフガンは俗に猫の様な性格と言われ、 一般的にしつけがしにくいといわれます。 これは頭が悪いわけではなく「自己判断が出来る」という意味からで、 曖昧なしつけだと、気ままに行動する犬となってしまいやすいのです。 ゆっくり時間をかけてしつけを行いましょう。 しかしこの少し犬っぽくない気ままな性格も癖になってしまうとか^^ また、温和なタイプが多く吠えることは少ないです。 視覚で狩りを行うため、小動物は本能的に追いやすいので 我慢が出来るようにしなくてはいけません。 健康面ではほとんどの犬種が胸が深い体型をしているため 胃捻転に注意が必要です。 貴族のステータスとしても飼われていたことがある視覚ハウンド。 その立ち振る舞いの美しさには目を奪われます。 魅力的なグループであることは間違いないですね。 ※上記の説明はあくまで一般的に言われている話であり、 すべての犬が当てはまるというわけではありません。 この記事を読んだ人は次のエントリも読んでいます。 |
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